シリアル化(serialize)の意味と役割

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シリアル化(serialize)とは「複数のデータをすべて数珠つなぎに並べて、一つのデータにする」ことです。

なぜ、シリアル化が必要なのか?!

役割について、簡単にまとめました。

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シリアル化の意味

シリアル化とは「複数のデータをすべて数珠つなぎに並べて、一つのデータにする」ことです。

シリアル化とは

データを効率的に扱うための手法です。

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シリアル化の役割

複数のデータをプログラム間で効率良く受け渡す方法を考えます。

データを個別に送ると、データの終わりを判断するために、データを細かく数える必要があります。この処理は、とても負荷が大きいです。

データを細かく数える

細かく数える処理を省くためには、すべてのデータサイズを同じにします。

例えば、データサイズを1024バイトにすると、

1024に満たないデータはダミーデータ(パディングデータ)を付けて1024にします。また、1024を超えるデータは頭から1024に区切って送ります。

これで、ブロックを数えれば良いことになります。細かく数える必要なありません。

送るデータサイズを統一

ただし、この方法はダミーデータも送るため、データの密度が低いです。

ここで、シリアル化が登場します。

シリアル化により一つにしたデータを、頭から1024に区切って送り、最後のデータは必要に応じてダミーデータを付けて送ります。

シリアル化後に分割

ちなみに、ここまでの話は「プログラム間で効率良く受け渡す方法」でしたが、「プログラム⇔ストレージ間で効率良く受け渡す方法」でも同じ考えが成り立ちます。

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