失敗しないランチャーアイコン作り!サイズを理解する

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「Image Asset Studio」は、アイコンのソース画像を入力すると、レガシーアイコンとアダプティブアイコンを作成して、アイコン画像を出力してくれます。

この時、ソース画像のサイズには決まりがあり、外れたサイズを入力すると適切なアイコンを作れません。

絵柄の小さいアイコンになったり、欠けたアイコンになったり、失敗します。

適切なアイコンが作れるように、ソース画像とアイコン画像のサイズの関係を理解しましょう!

※環境:Android Studio Otter | 2025.2.1 Patch 1

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ランチャーアイコン表示までの流れ

後述する画像のサイズがどこに関連するのかを把握するために、アイコン表示までの流れをおさらいします。

Image Asset Studioは、ソース画像を入力すると、アイコン画像を出力してくれます。

そして、アイコン画像はリソース情報としてアプリに組み込まれます。

アイコン表示までの流れ(1)

ランチャーアプリは、各アプリからアイコン画像を取り出してアイコンを作成します。

アダプティブ(API≧26)レガシー(API<26)
アイコン表示までの流れ(2)
アイコン表示までの流れ(2)

この時、アダプティブアイコンの場合は、システムが持つマスク使って、アイコンの切り抜きが行われます。

アダプティブアイコンの仕組み

最後に、ランチャーアプリは作成されたアイコンをホーム画面へ配置します。

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ソース画像とアイコン画像のサイズ

ソース画像とアイコン画像のサイズには、次の決まりがあります。

サイズを最大限に利用したアイコンにしましょう。領域にどれ位の大きさでアプリの絵柄を描くかは、あなた次第です。

ソース画像とアイコン画像のサイズ

 Layer 
Forground/Background/Mask Layerのサイズは「108x108dpの正方形」です。

 Cutout 
Cutoutのサイズは「72x72dpの領域(最小は直径72dpの円)」です。

Mask Layerのマスクにより、アイコンがベース形状に切り抜かれる領域です。

ベース形状はデバイス毎に異なる場合があり、それに合わせてマスクの形状も変わります。

 Safe zone 
Safe zoneのサイズは「直径66dpの円」です。

ベース形状に切り抜かれた時に、アイコンの絵柄として確実に残る領域です。

マスクの形状が変わっても、切り抜く範囲がSafe zoneの内側に侵食することはありません。

 Extra 
Extraのサイズは「LayerとCutout間の領域、四方の18dp」です。

アイコンの視覚効果やアニメーションで表示が可能な追加領域です。

例えば、Background上をアイコンが移動するような演出が可能になります。

 Plain icon 
Plain iconのサイズは「44x44dpの領域(最小は直径44dpの円)」です。

Cutout(72x72dp)を縮小した純粋なアイコン画像の領域です。

 Launcher icon 
Launcher iconのサイズは「48x48dpの領域」です。

Plain iconの四方に2dpの余白を設けて、影が付加されます。

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注意:Cutout>Safe zoneで余白が出来る

「Cutout>Safe zone」になっているので、アイコンの絵柄(Forgroundの絵柄)の周りに、Background画像の余白が出来ます。

例えば、Safe zoneいっぱいの円が描かれたソース画像からアイコン画像を作成すると、以下の図のようになります。

ソース画像の例(Safe zone:66dp)

【ソース画像】

アイコン画像の例(mdpi)

【アイコン画像(解像度:mdpi)】

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