Jetpack Composeは描画処理の軽量化(消費リソース量の削減)をするために、表示の変更されたUI要素のみを再Composeし、表示の変わらないUI要素をスキップします。これにより、高い表示パフォーマンスを維持しています。
しかし、スキップが正常に行われないとしても、アプリの画面に現れて来ません。なぜなら、同じ表示を無駄に繰り返すことになるからです。
アプリは動くけれど動作が鈍いならば、真っ先に疑うポイントです。不要な再Composeが行われている可能性が考えられます。
これは気付かないうちに蓄積し易い不具合です。ですので、再Composeとスキップについて理解し、予防に努めることをお勧めします。
今回は「再Composeとスキップ」について、まとめます。
※環境:Android Studio Giraffe | 2022.3.1 Patch 1
Kotlin 1.8.10
Compose Compiler 1.4.3
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