ローカルWebサーバーのhttps対応(XAMPP編)

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2000年の初め頃、https(HTTPのSSLによる暗号化通信)は、Webサイトの一部のページやECサイトなど、機密情報を扱う部分のみで使われていました。

「ネット決済をするときは、URL横の鍵マークを確認しましょう!」と、注意喚起されていたのを覚えています。

現在は、機密情報を扱う・扱わないに関係なく、ほとんどのWebサイトがhttpsを採用しています。安全なサイトであることを証明するためです。

日本(2025年)におけるWebサイトのhttps使用率は95%に達しているそうです。ですから、httpsは必須と言えます。

ローカルWebサーバーのhttps化は不要ですが、アプリ開発環境であれば、実環境(一般ユーザにアプリを使ってもらう環境)に合わせて導入した方が良いでしょう!

※環境:XAMPP 8.2.12
     XAMPP Control Panel Version 3.3.0.
     Apache 2.4.58
     OpenSSL 1.1.1p
    Chrome バージョン 142.0.7444.163 (Windows版)
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ローカルWebサーバーの構築(XAMPP編)

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開発マシンへローカルWebサーバー(Apache)を構築します。

これにより、Webサーバーと通信するアプリのテストが容易になります。

外部にWebサーバーを調達する必要がなく、机上のパソコン(開発マシン)内でテスト環境が完結します。

Webサーバーの構築にXAMPPを使いました。

XAMPPは、ファストフードならぬ、ファストツールです。インストールして直ぐに使える点が、いいですね!

※環境:XAMPP 8.2.12
     XAMPP Control Panel Version 3.3.0.
     Apache 2.4.58
     OpenSSL 1.1.1p
    Chrome バージョン 142.0.7444.163
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Android Emulatorの/etc/hosts書き換え(API>28)

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Androidエミュレータがブート時に用いるシステムイメージは、デフォルトで読み出し専用イメージです。

Androidシステムの起動後に、システムに深く関連するディレクトリやファイル(例えば、/etc/hosts)の書き込み(または書き換え)は出来ません。読み出しは出来ます。

書き込みを行いたい場合は、書き込み可能イメージを作成して、そのイメージをブートで用います。

書き込み可能イメージは、エミュレータの起動オプション「-writable-system」の指定で作成可能です。

Android StudioのDevice Managerからエミュレータを起動できますが、Android Studioは起動オプションを指定出来ません。昔は出来ていたと思うのですが…

ですので、ここではAndroid Studioは使わずに、ターミナル等のコマンドラインからエミュレータを起動しています。

※環境:Android Studio Otter | 2025.2.1
    Android emulator version 36.2.12.0
    Google APIs Inten x86 Atom System Image
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Android Emulatorの/etc/hosts書き換え(API≦28)

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Androidエミュレータがブート時に用いるシステムイメージは、デフォルトで読み出し専用イメージです。

Androidシステムの起動後に、システムに深く関連するディレクトリやファイル(例えば、/etc/hosts)の書き込み(または書き換え)は出来ません。読み出しは出来ます。

書き込みを行いたい場合は、書き込み可能イメージを作成して、そのイメージをブートで用います。

書き込み可能イメージは、エミュレータの起動オプション「-writable-system」の指定で作成可能です。

Android StudioのDevice Managerからエミュレータを起動できますが、Android Studioは起動オプションを指定出来ません。昔は出来ていたと思うのですが…

ですので、ここではAndroid Studioは使わずに、ターミナル等のコマンドラインからエミュレータを起動しています。

※環境:Android Studio Otter | 2025.2.1
    Android emulator version 36.2.12.0
    Google APIs Inten x86 Atom System Image
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Windowsの/etc/hosts書き換え

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WindowsもLinux(Unix)と同じように「/etc/hostsファイル」を持っています。

役割も同じで「ホスト名とIPアドレスの変換テーブル」です。ホスト名からIPアドレスへ変換する際に、DNSに先立って参照されます。

ですので、hostsファイルにホスト名とIPアドレスの対を登録すれば、任意のホスト名でネットアクセスが可能になります。

ただし、Windowsの一般ユーザ向けの機能というよりも、ヘビーユーザー向けの隠し機能のような存在です。

このような機能はトラブルの火種に成りかねないので、一時的な利用に止め、不要になったら設定を削除することをお勧めします。

※環境:Windows 11 Pro Version 25H2
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